ぷらさDEかたくり：「かたくりの会」

• 京王線南大沢駅の南側に1997年１０月１日オープンした八王子市南大沢文化会館１階に、喫茶コーナー「ぷらさDEかたくり」がオープンした。これは、八王子市の委託事業として八王子市障害者団体連絡協議会が窓口になって実現した。心身障害者通所訓練施設「かたくりの会」がその運営にあたっている。同会が運営する「かたくりの家」の農園で育てた無農薬野菜を素材にした手作りケーキやサンドイッチ、そして香り豊かなコーヒーで暖かなひとときを・・・・・・。
  
  
  
  
  
  スタッフより：「多くの方々とともに、明るく暖かな喫茶コーナーを目指してゆきたいと思っています。みどりあふれる明るいオープンスペースにて、スタッフ一同みなさまのご来店を心よりお待ちしています」
  
  

かたくりオープンサンド ピラフ・エビ、 ピラフ・チキン	400円	ブレンドコーヒー レモンティー ミルクティー ミルク	250円
日替わりセット （ピラフ＋コーヒーなど）	600円	カフェオレ ココア 100％オレンジジュース コーラ	300円
やさいパウンドケーキ 紅茶パウンドケーキ コーヒーゼリー	200円	持ち帰り用ケーキ（やさい） 持ち帰り用ケーキ（紅茶）	100円
ケーキセット	400円

パウンドケーキ：
自家製です。野菜は「かたくりの家」で育てた新鮮野菜を利用しているので季節ごとに移り変わります。カボチャ、コマツナ、ホーレン草、ニンジンなどお楽しみ下さい。


• かたくりオープンサンドイッチ：
  ほんのり暖かなバターロールパンに野菜の具をのせてめしあがれ・・・。
  
  
  

  やさいパウンドケーキ

  
  

ぷらさDEかたくり：
八王子市南大沢2-7　八王子南大沢文化会館１Ｆロビー　TEL　0426-79-2209
営業時間　11:00-19:00
定休日：月曜日（月曜が祝祭日の場合はその翌日）・年末年始(12/29〜1/3)
スタッフ：ウェイター・ウェイトレス 5名、サポーター 4名、ボランティア 数名
募集：「ぷらさ・de・かたくり」は、ともに働いて下さるボランティアスタッフを求めています。いつでも声をかけて下さい。

「ぷらさ・de・かたくり」の作業所が八王子市松木に、1998年３月に完成いたしました。
〒192−0362　八王子市松木14−11
TEL 0426−74−8653　FAX 0426−74−8653

• はじめに
  　「障害」をもつ人たちの生活は、様々な機会を経て向上しつつあります。けれど、それぞれの人たちの人格が尊重され、それぞれが充実した毎日を送っているか？というと、まだまだ疑問の余地があるようです。
  　「かたくりの家」では、豊かな自然の中での活動と、人と人とのキャッチボールを大切に「仕事をすること」と「人として豊かに生きること」の両立を目指して日々活動を行っています。
  
  
• 通所訓練施設「かたくりの家」
  　学校を卒業した人たち16名が月曜日から金曜日まで毎日農作業を中心にした仕事に取り組んでいます。自然に親しみながらの四季折々の野菜作り、鉢花・観葉植物の栽培、公園清掃、牛舎の清掃など主に屋外で体を一杯動かすことを中心に、またその他にも、とれたての野菜を素材に「自家製焼き肉のタレ」づくり、牛乳パックを利用した紙漉き、空き缶・空き瓶回収、そして受注作業など多様な作業種に取り組んでいます。
  　畑の野菜や鉢花はすべて無農薬で栽培しているため、手入れもなかなか大変ですが、それぞれ仕事を分担しあいながら、それぞれのペースに合わせて進めています。
  
  
• 「かたくりの会」物語
  
  　1987年当時、八王子市南東部には障害のある子供たちが通う施設は皆無でした。そこで、障害のある子供をもつ保護者を中心に「かたくりの会」を結成。マンションの一室を借り受け、とかく地域から隔絶されがちな子供たちの放課後、あるいは日・祭日のレクリエーション指導を始めることとなりました。
  　「かたくりの会」の名前は、八王子にあるかたくりの花の自生地に由来し、この土地に子供たちがしっかり根を張っていきているように。との願いをもってつけられたものです。
  　その後、会員数の増加にともない、活動拠点を地域の市民センターなどに移しながら継続してきましたが、養護学校卒業後の進路問題に直面した会員からの強い要望により、1992年４月通所訓練施設「かたくりの家」を開設するに至りました。
  　建設にあたっては、地元の「由木の農業と自然を育てる会」（ユギ・ファーマーズ・クラブ）より多大の協力を得、現在も指導・援助を得ながら運営されています。
  
  
• 会の活動
  　

  ４月	お花見	８月	プール
  ５月	竹の子堀り	９月	秋川デイキャンプ
  ６月	遠足	10月	高尾山登山 　　　　などなど
  ７月	上野散策

  
  かたくりの家のメンバーに加え、多摩養護学校を中心とする学童もまじえて、水曜日・土曜日の週２回は、地元市民センターなどをお借りして、音楽・体操・スポーツ・和太鼓・絵画・陶芸などに取り組んでいます。
  　企画にあたっては、地元の教員やボランティアの方々に協力いただいています。
  　また、月1回、山登りやデイキャンプ・ボウリングなど、メンバーそれぞれの希望を取り上げた活動も行い、趣味や余暇の広がりを目指しています。
  
  
• 「かたくりの会」メンバー構成
  １）会員：　２１名（男子１４名、女子７名）
  ２）通所訓練施設利用者：　１６名（男子１３名、女子３名）
  ３）準会員：　６名
  ４）職員：　常勤　５名、非常勤　４名
  
  
• 自主生産品購入会員を募集しています！
  　

  無農薬野菜	時価
  焼き肉のタレ	３５０円
  自家製佃煮	３５０円
  鉢花	時価
  ハーブ	時価
  手漉きハガキ	３枚１００円
  てづくり石鹸	１００円

  
  「かたくりの家」では、自主生産している左記の製品について、購入会員を募集しています。
  購入会員になられた方には、毎月販売情報を提供するとともに、お申し込みいただいた製品を無料で配達いたします。
  
  ※自主生産購入会員申し込みは
  ０４２６−７４−０５２０まで
  
  

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  ◇◆◇◆◇◆「かたくりの会」よりごあいさつ◇◆◇◇◆
  
  
  　当会は昭和６２年に、心身に障害のある人々が地域の中で自立し、生き甲斐を持って働き生活できる場を目指して、都立多摩養護学校の保護者の有志で結成いたしました。施設の名称「かたくり」は、ゆりの科の多年草で、地中深く根付き可燐な花を咲かせます。当会が、この花のごとく地域に根おろし、人々の理解のもとに「障害者が豊かな人生を過ごせるように」との願いが込められています。
  　平成３年に、多くの方々のご協力とご支援を得て、都市化されていく中で恵まれた自然が未だ残されている現在地に、通所訓練施設「かたくりの家」を建設いたしました。通所生たちの働く場として、農業を中心に、四季折々の野菜作りや、ビニールハウスでの鉢花作り等、環境を生かした作業を取り入れて活動しております。
  　平成８年には、今回「ロバの音楽座」公演が行われる南大沢文化会館に、より広い地域の方々との交流を求めて、喫茶コーナー「ぷらざ・de・かたくり」をオープンさせることができました。平成９年１０月からは授産施設として運営に当たっています。尚、平成１０年２月には、「ぷらざ」の作業所が八王子松木に完成し、喫茶コーナーで出すケーキやクッキー等を作っています。
  　現在２施設合わせて３０名をこえる会員数を数えるに至りました。
  そういう中、一昨年には、ご有志の皆様方により「かたくりの会」の後援会組織を発足させていただき、多くの賛同者を得ましたこと、感謝にたえません。そしてこの度、後援会主催により私どもの会のために「ロバの音楽座」公演が催されご支援いただけますとの事、心よりありがたく存じます。かたくりの会関係者一同、会の理念の基づき、地域福祉向上のために努力する所存です。
  今後とも、ご支援ご協力お寄せ下さいますよう、心よりお願いします。
  
  「かたくりの会」代表　　　野口　洋子
  
  
  「かたくりの家」
  住所：〒192-03　八王子市堀之内1236
  TEL＆FAX：0426-74-0520
  ※入会申し込みは、０４２６−７４−０５２０まで。
  ※入会金：２万円、　月会費：1500円（学童）・2000円（通所）
  
  

LINKS

• 由木ファーマーズクラブ（かたくりの家・由木ファーマーズ通信）
  
• 多摩丘陵の牧場のおっさん